宇宙を目指した科学の象徴:ソビエト時代の科学機関の記録
写真家エリック・ルシトによる写真集は、ソビエト連邦時代の科学機関を巡る旅を描いている。冷戦時代に軍事目的で開発された巨大科学プロジェクトは、ソ連崩壊後、多くの機関が困窮したが、現在も科学者たちは研究を継続している。ウクライナの宇宙電波研究所、アルメニアのビュラカン天文台、ジョージアの物理学研究所など、それぞれの施設が持つ歴史的遺産や、最先端技術の変遷を捉えている。中でも、低周波電波望遠鏡UTR-2や、世界最大級の太陽熱炉は、ソ連時代の技術的遺産として注目されている。