米軍兵士の命を救ったオーストラリアの医療チーム:極限状態での革新的治療
2023年8月、オーストラリアでの軍事演習中にMV-22オスプレイが墜落し、米軍兵士のトラヴィス・レイス軍曹は多数の骨折や臓器の損傷を負いました。メルボルンのThe Alfred病院の医療チームは、重度の心不全に対処するため高用量の薬剤投与、体外式膜型人工肺(ECMO)による呼吸・循環補助、そして、これまでECMO患者には行われていない高気圧酸素治療を組み合わせるという革新的な治療法を試みました。この高気圧酸素治療により感染症が抑制され、レイス軍曹はその後、米軍の病院で約8ヶ月の治療を経て退院しました。この治療法は世界的に注目され、さらなる研究が進められています。