「いちご」に含まれる「e」の数は?ChatGPTの奇妙な挙動
あるユーザーが、ChatGPTに「いちご」に含まれる「e」の数を尋ねたところ、一貫して「3」という回答が返ってきたという実験結果を共有しました。
これは、以前に「r」の数を問う問題でChatGPTが誤った回答をした一件に似ており、AIの挙動や学習データに疑問を投げかけています。
実験は偶然から始まり、ChatGPTが使用しているモデルがGPT-5.3であることを確認した結果、さらに興味深い状況が明らかになりました。
この出来事を、ユーザーはArchive.isを用いて記録し、詳細を公開しています。
AIの応答が、単なる誤りではなく、特定の単語に対する「学習バイアス」として現れている可能性が指摘されています。発端は、ChatGPTに「strawberry(ストロベリー)」という単語に含まれるEの数を尋ねたという、非常にシンプルな実験からでした。この現象は、AIが特定の情報に対して過剰に最適化(オーバーコンペンセーション)しているのではないかという、AIの振る舞いに関する興味深い考察を呼んでいます。
「strawberry」が引き起こすAIの挙動
筆者は、ChatGPTが「strawberry」に含まれるEの数を尋ねられた際、一貫して「3」と回答したという現象を報告しています。これは、以前に「strawberry」に含まれるRの数に関する議論でAIの挙動が注目された経緯と酷似しています。この単語が二度もAIの挙動を巡る議論を引き起こしていることに、筆者は強い関心を寄せています。
この現象は、AIが単に誤答しているのか、それとも特定のデータセットや学習過程で、その単語に対して何らかのバイアスを強く持たされているのか、という疑問を投げかけています。AIが自身の欠点を補おうとして過剰に反応している可能性も示唆されています。
実験の経緯と偶然の発見
この現象は、筆者が深夜にChatGPTを試行錯誤する中で、完全に偶然に発見されたものです。当初は「seventeen(17)」という単語のEの数を検証しようとしていましたが、疲労や視力の問題から誤って「strawberry」を入力してしまいました。その結果、ChatGPTが「3」と回答したのを目撃したのです。
筆者は、この「strawberry」の回答を、以前の「seventeen」の検証結果と比較し、AIの応答の安定性や一貫性を確認しようと試みました。この一連の試行錯誤の過程で、AIが特定の単語に対して極めて固定的な応答を示すことが明らかになりました。
AIのバイアスと社会的な示唆
筆者は、この「strawberry」の事例を単なるバグとして片付けるのではなく、AIが特定の情報に対して過剰に最適化(オーバーコンペンセーション)している可能性に着目しています。これは、私たちが経済活動において、AIが必ずしも合理的な利益をもたらさないユースケースにまで導入を強いている現状と重ね合わせて考察しています。
AIが持つバイアスや偏りが、意図せずして特定の形で現れる可能性は、今後のAI開発や社会実装における重要な課題です。この偶然の発見は、AIの内部構造や学習データに潜む、より深い構造的な問題を示唆していると見られています。
まとめ
この「strawberry」の事例は、AIの応答が単なるランダムなエラーではなく、学習データに根差した特定のバイアスである可能性を示しています。AIの振る舞いを深く理解するためには、このような日常的な「偶然」の発見が重要であると言えるでしょう。
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I just want to say one word: Wow.
Thoughts
So what happened: I think that I have a minor suspicion that just as how as I was typing e instead of r, chatgpt itself also as it was previously in hot boil water over the amount of r in strawberry, might have actively been trained to say 3 and it didn't expect me to ask the number of e's in strawberry. I find it incredibly hilarious that the same word strawberry has caused openai downfall two times, one about r and then another about e.
※ 著作権に配慮し、引用は冒頭3段落までです。続きは元記事をご覧ください。