Incus 7.0 LTS リリース

#Tech

コンテナ・仮想マシン管理システムIncusの7.0 LTS版がリリースされました。

低レベルのバックアップAPIの追加や、MinIOプロジェクトの代替となるS3操作の直接実装、cgroups v1とxtablesのサポート終了などが特徴です。

リリース後最初の2年はバグ修正と軽微な改善、その後はセキュリティメンテナンスが継続されます。

6.0 LTSから7.0 LTSまでの開発には204人、6.23 LTSから7.0 LTSまでには45人が貢献しました。

コンテナおよび仮想マシン管理システムであるIncusが、長期サポート(LTS)版のバージョン7.0をリリースしました。このアップデートは、バックアップ機能の強化やクラウドストレージ連携の改善など、インフラ運用における実用性を高める重要な変更を含んでいるとのことです。

低レベルバックアップAPIの導入

今回の7.0 LTSで最も注目される変更点の一つは、低レベルのバックアップAPIが組み込まれたことです。これにより、ユーザーはより細かく、システムレベルでのデータ保護やリカバリ操作を行うことが可能になります。これは、大規模なインフラ環境におけるデータ保全性を高める上で重要な機能強化と見られています。APIの導入により、既存のツールとの連携も容易になると期待されています。

S3操作のネイティブサポート

また、Incusは、これまでメンテナンスが終了していたMinIOプロジェクトに代わり、基本的なS3操作をシステム内に直接追加しました。S3(Simple Storage Service)は、Amazon Web Services(AWS)が提供するオブジェクトストレージサービスであり、クラウド環境でのデータ保存に広く利用されています。このネイティブサポートにより、ユーザーは外部のストレージサービスとIncusをよりシームレスに連携させることが可能になったとのことです。

サポート対象の変更とLTS期間

本バージョンは長期サポート(LTS)版として提供されており、2031年6月までサポートが保証されています。初期の2年間はバグ修正やセキュリティパッチ、軽微な使いやすさの改善が提供されますが、その後はセキュリティアップデートのみの保守体制に移行する予定だそうです。また、cgroups v1やxtablesのサポートが削除された点も技術的な変更点として挙げられます。

まとめ

Incus 7.0 LTSのリリースは、バックアップやクラウド連携といった運用面での機能強化を意味します。これにより、より堅牢でモダンなインフラストラクチャ構築が期待されると見られています。

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Version

7.0 of the Incus container and

virtual-machine management system has been released. Notable changes in this

※ 著作権に配慮し、引用は冒頭3段落までです。続きは元記事をご覧ください。

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