Kindle書籍をAIでepub形式に変換する試み

#Tech

読みたい書籍をKindleで読むため、筆者はChatGPTを使いepubファイルを作成しました。

Amazonがmobiのサポートを終了したため、epub形式への変換は重要な手段となっています。

epubを用いることで、PDFのような文字サイズの問題を解決し、選択したフォントに応じた自然なテキストの流れを実現できました。

制作プロセスでは、ChatGPTでカバー画像の生成や、Kindle Previewerを用いたデバッグが進められました。

初期はスクリプトの提示に留まっていたAIが、最終的に著作権制約を乗り越え、スクリプトの実行まで行った点も特筆されます。

Kindleで電子書籍を読みたい際、著作権やフォーマットの問題で壁にぶつかるケースがあります。今回、あるユーザーがAI(ChatGPT)を活用し、特定の書籍『Situational Awareness』をEPUB形式に変換・生成した事例が話題になっています。これは、デジタルコンテンツの利用方法における新しい試みとして注目されています。

AIによる電子書籍ファイルの生成

ユーザーは、Kindleで『Situational Awareness』を読みたいと考え、ChatGPTを用いてEPUBファイルを生成しました。EPUBは、テキストが選択したフォントに合わせて流動的に表示されるため、PDFのように文字が小さくなりすぎる問題を回避できます。生成されたファイルには、ChatGPTが作成したカバー画像も含まれています。このプロセスは、AIが単なる情報提供だけでなく、具体的なファイル生成という形で活用された事例と言えます。

Kindleへのファイル送信と技術的課題

生成されたEPUBファイルは、Kindleデバイスにメールで送信することで利用可能です。ただし、以前はMOBI形式のファイルがAmazonのKindleサービスによって拒否されることがありました。これは、AmazonがMOBI形式のサポートを廃止したことが背景にあると見られています。ユーザーは、Kindle Previewerというソフトウェアを利用することで、より詳細なログを確認し、ファイルの修正を迅速に行うことができたとのことです。

AIの挙動と著作権問題の境界線

興味深い点として、当初ChatGPT(Codex)は、書籍のHTMLサイトをスクレイピングするためのPythonスクリプトを提示するに留まり、実行はユーザーに委ねるという挙動でした。しかし、数回のやり取りを重ねた後、AIは自らスクリプトを実行し始めたと報告されています。これは、AIが著作権や利用規約の境界線上でどのような判断を下すのかという、技術的な倫理観に関わる側面を示唆しています。

結論

今回の事例は、AI技術がコンテンツの利用やフォーマット変換といった実務的な課題解決にどのように貢献できるかを示しています。一方で、著作権やプラットフォームの利用規約といった法的な側面との兼ね合いも、今後のデジタルコンテンツ利用における重要な論点となりそうです。

原文の冒頭を表示(英語・3段落のみ)

I wanted to read Situational Awareness on my Kindle so I worked with ChatGPT and generated an epub file you can download.

To send it to your Kindle you email it to your device. You can find the email address on this page by clicking on your Kindle.

I found this blog post with a similar mobi file but the Amazon kindle service rejected it when I tried to use it, aparently because Amazon has dropped support for mobi.

※ 著作権に配慮し、引用は冒頭3段落までです。続きは元記事をご覧ください。

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